バナナ戦記

シンプルな考察とヲタクな発想

序章:敗北宣言

2008.06.09 [ Edit ]

敗北したのだ。
初夏の暑さが肌に突き刺さる季節、私は、戦いに敗れた。


泥まみれになりながら一人立ち向かう。

私の作戦は完璧であった。相手の気持ちを錯乱させ、戸惑った所をひと突きするはずだった。なぜだ、なぜ相手の槍が先に私の胸に突き刺さっているのか・・・

じりじりと突き刺す太陽。

痛みに耐える私のホオには、汗とも涙とも言えない無数の雫が滴り落ちる。

この時既に感じていた。私は負けたのだと。
自分との戦いに負けたのだと。

ぼろぼろになった私の体は、川に流され、溺れ死にそうになっていた。でも、命は落とせない。私にはまだ目指す事がある。視界が暗闇となっていく中、川の流れに逆らうべく、私は最後の力を振り絞った。


助かった。

私は、必死にもがきながらも握りしめたのだ。助かったのだ!
枯れた大地に根強く生き延びているバナナの木を。


私の戦いは、まだ終わっていない・・・
恋という戦いは、まだ終わっていないのだ。

記事検索by Google

 

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー